ビートオリゴ糖

ビートオリゴ糖

オリゴ糖の種類いろいろ

オリゴ糖という言葉、耳にしたことはありますか?
オリゴ糖にはいくつか種類があり、実は身近な食べ物にも含まれています。

たとえば、

・たまねぎやアスパラガスに含まれる「フラクトオリゴ糖」

・とうもろこしやたけのこに含まれる「キシロオリゴ糖」

・母乳に含まれる「ガラクトオリゴ糖」

・大豆に含まれる「大豆オリゴ糖」

などなど、種類も豊富。自然界のさまざまな食品に含まれているんです。

その中でも、日本でよく耳にするのが「ビートオリゴ糖(ラフィノース)」です。

 

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甜菜と砂糖の関係

「ビート」とは甜菜(てんさい)のことで、砂糖大根とも呼ばれています。
サトウキビと並んで砂糖の原料として世界中で利用されていて、ヨーロッパでは砂糖といえば甜菜糖が主流です。

日本でも北海道が主要な産地で、広い畑にごろっとした大根のような姿のビートが育ちます。
見た目は野菜の仲間のようですが、主に砂糖の原料として使われていて、家庭で料理に使うことはほとんどありません。

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北海道とビートオリゴ糖

甜菜から作られる「甜菜糖」には、ラフィノースと呼ばれるオリゴ糖が含まれています。
このラフィノースが「ビートオリゴ糖」と呼ばれるもの。
砂糖作りとともに、こうした成分も注目されてきました。

ビートは寒い地域でよく育つため、日本では北海道が主な産地。そこで育った甜菜が砂糖になり、その過程でオリゴ糖も取り出されています。
ちょっとした知識を知ると、普段の料理や買い物が少し楽しくなりますね。

 

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まとめ

オリゴ糖にはたくさんの種類があり、それぞれ身近な食材に含まれています。
中でもビートオリゴ糖は、北海道で育つ甜菜から生まれたオリゴ糖。
砂糖作りの歴史とともに日本の食文化に根付いてきました。

「へえ、こんな成分があるんだ」と知っておくだけでも、日々の食卓がちょっと豊かに感じられるかもしれません。

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