シトルリン

シトルリン
別名「スーパーアミノ酸」といわれるシトルリン。アミノ酸が体にとって重要な理由は、私たちの身体の約20%はタンパク質といわれており、そのタンパク質を作るのがアミノ酸だからです。
シトルリンはカラダのあちこちで働く「遊離アミノ酸」とも呼ばれています。 主にNO（一酸化窒素）の生成を活発にするサポートをします。 NO（一酸化窒素）の生成が活発であれば、めぐりがスムーズになります。摂取した栄養素をすみずみまで運べるようになり、さらに老廃物もとどこおりなく運び出せるようになります。

シトルリンは、アミノ酸の一種で、特にウリ科の植物に含まれていてスイカはその代表です。
その中でもカラハリ砂漠の野生スイカのL-シトルリン含有量は、他の食品を圧倒しています。
過酷な環境の中で生き抜くための強い力をもっている成分なのです。


NO
NO(一酸化窒素）は体内で作り出されています。 L-シトルリンは、NO（一酸化窒素）の産生を活発にし、管を拡げてめぐりを整えます。


シトルリンは体内でアルギニンに変化し、またシトルリンに変わる際にNO（一酸化窒素）を作り出すのです。この働きを一酸化窒素（NO）サイクルと呼びます。つまり、シトルリンは体内でとても重要な役目を果たすのです。

実は、NO（一酸化窒素）は車の排気ガスやタバコの煙に含まれている汚染物質の１つでもあります。そんなNO（一酸化窒素）が「めぐりにいい」と言われることに違和感を覚える人もいるのではないでしょうか。
”高濃度”のNO（一酸化窒素）は有害ですが、体内で作られる一酸化窒素はわずか数分の1秒で消えてしまいます。その一瞬で、L-シトルリンが作り出すNO（一酸化窒素）の量はごく微量で、よい働きをしているのです。適度な量の一酸化窒素は悪さをすることなく健康のサポートをしてくれるのです。