オリゴ糖の選び方ガイド

オリゴ糖とは?

「オリゴ糖」という名前は、ギリシャ語の「oligos(少ない)」に由来します。
ブドウ糖や果糖といった単糖が3〜10個つながった糖類のことで、「少糖類」と呼ばれるグループに分類されます。

砂糖やでんぷんのようにしっかりエネルギー源となる糖と比べると、オリゴ糖は「ほんのりとした甘さ」を持つのが特徴です。食品や調味料として利用されるようになったのは比較的新しく、1970〜80年代ごろから研究・商品化が進みました。今ではスーパーやドラッグストアでも見かけるようになり、食生活に取り入れられる機会が増えています。

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オリゴ糖の種類と特徴を比較

オリゴ糖とひとくちに言っても、実はいくつもの種類があります。
それぞれ由来や特徴が少しずつ異なり、味わいや使い方にも違いがあります。
「どれが一番いい」というよりも、自分の生活スタイルに合ったものを選ぶ のがポイントです。

 種類 主な由来 特徴的な食品 甘さの目安 こんなときに
ラフィノース(ビートオリゴ糖) 甜菜(砂糖大根) 甜菜糖 やさしい甘さ、後味すっきり 紅茶やヨーグルトなど、素材の味を大切にしたいとき
フラクトオリゴ糖 野菜・果物 たまねぎ、アスパラガス、バナナ 砂糖の30〜60%程度の甘さ 毎日の飲み物やお料理の甘みづけに
ガラクトオリゴ糖 乳由来 母乳、乳製品 砂糖の20〜40%程度の甘さ ミルクやヨーグルトに合わせたいとき
イソマルトオリゴ糖 でんぷん由来 はちみつ、味噌、しょうゆ 砂糖の30〜50%程度の甘さ 発酵食品に馴染みやすい味わい
キシロオリゴ糖 植物繊維由来 とうもろこしの芯、たけのこ 砂糖の30〜40%程度の甘さ 食物繊維に関心があるときの選択肢に


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歴史と文化の中のオリゴ糖

オリゴ糖の存在は昔から食品の中にありましたが、「成分として意識的に利用される」ようになったのはここ数十年。
1980年代には日本でオリゴ糖入りの甘味料が登場し、調味料棚に並ぶようになりました。

海外では、ヨーロッパで甜菜糖(ビートシュガー)に含まれるラフィノースが身近に利用されてきましたし、日本では発酵食品や母乳に含まれるオリゴ糖が注目されてきました。国や文化によっても、親しみ方が少しずつ違うのが面白いところです。

 

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よくある質問(FAQ)

Q1. 砂糖とオリゴ糖はどう違う?

→ 砂糖は強い甘みとエネルギー源になるのが特徴。オリゴ糖はやさしい甘さで、食品ごとに含まれる量はわずかです。

Q2. カロリーはありますか?

→ オリゴ糖にもカロリーはあります。ただし、砂糖よりも低めとされ、甘さも控えめです。

Q3. どれを選べばいいの?

→ 「どれが一番」ではなく、用途や好みで選ぶのがポイント。飲み物に使うならラフィノースやフラクト、乳製品に合わせるならガラクトなど、生活スタイルに合わせて使い分けると楽しめます。

Q4. どうやって作られているの?

→ 食品中に少しずつ含まれているオリゴ糖を抽出・濃縮して製品化します。酵素を利用する場合や、天然の甜菜から取り出す場合など、種類によって方法が異なります。

 

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選び方のヒント

① 味や甘さで選ぶ

・甘さ控えめ → フラクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖

・後味すっきり → ラフィノース(ビートオリゴ糖)

② 原料で選ぶ

・植物由来がいい → ラフィノース、フラクトオリゴ糖、キシロオリゴ糖

・乳由来が気になる → ガラクトオリゴ糖

③ 使いやすさで選ぶ

・飲み物に溶かしたい → フラクトオリゴ糖、ラフィノース

・発酵食品や料理に合わせたい → イソマルトオリゴ糖

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まとめ

オリゴ糖はひとつではなく、さまざまな種類があり、それぞれに由来や特徴があります。
甘さの違いや原料の違いを知ると、商品選びや料理の使い分けがより楽しくなるはずです。

「どれが一番いいか」ではなく、自分の好みやライフスタイルに合ったものを選ぶ
これがオリゴ糖を取り入れるときの、いちばんのコツです。

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